「会社から健康診断を受けるようにいわれたけど、どこで受けれるんだろう?」
「北千住エリアで健康診断が受けれる医療施設はあるのかな?」
「健康診断の項目は何があるんだろう?」
このようにお悩みではないでしょうか。
健康診断は、生活習慣病をはじめさまざまな病気の早期発見・早期治療はもちろん、病気そのものを予防することを目的に行われています。
早期の段階では自覚症状がなく、症状が現れたときにはすでに進行してしまっている病気は少なくありません。早期に発見するためには、無症状のうちから定期的に健康診断を受けることが大切です。
本記事では、健康診断の概要や、健康診断と人間ドックの違い、検査の種類について詳しく解説していきます。
最後まで読むと、健康診断について理解が深まり、ご自身の状況や状態に合った健康診断、人間ドックを受診できます。
東京千住・尚視会健診プラザは、北千住駅から徒歩2分の距離にあり、胃と大腸に限らず、より広い範囲で病気を発見するための健診や人間ドックにも対応しています。
内視鏡検査では、経験豊富な内視鏡専門医による最新のシステムで検査を行うため、安心して検査にお越しください。
目次
健康診断とは?
健康診断は、労働安全衛生法に基づいて1年に1回以上実施することを義務付けられている、毎年定期的に行われる健診です。検査の内容は性別や年齢によって異なります。
企業がその企業で働く労働者の健康状態を把握する目的でおこなわれています。
職場で健康診断を受けることがない個人事業主、自営業者、専業主婦(主夫)の方でも、自治体で実施している健康診断を任意で受けられます。
健康診断には複数の種類があります。企業で実施される通常の健康診断である「一般健康診断」と、40歳〜74歳の国民健康保険加入者が受けることができる「特定健康診断」などがあります。
人間ドックに比べると検査項目は限られており、検査費用も人間ドックより安価です。
オプションとしてがん検診や特定の検査項目を追加することも可能です。
健康診断と人間ドックの違い
人間ドックと健康診断はともに、健康チェックや病気の早期発見を目的とする医療サービスですが、大きな違いは「検査項目の数」です。
人間ドックは検査の範囲が広いことで、従来の健康診断では見つからなかった病気の早期発見に大きく効果があります。
また、早期発見だけではなく自覚症状のない病気を未然に予防し、健康の向上を促進して、生涯の健康を守ることも重要な役割を果たしています。
法律で実施が義務付けられている健康診断とは異なり、人間ドックは任意の検査のため、法律的には受けるように規制されているものではありません。
人間ドックは健康診断でも行われる基本的な検査項目のほかに、肺機能検査、胸部CT検査、血液検査(腫瘍マーカーなど)、胃内視鏡検査、上部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査、便潜血検査など、さまざまな項目があります。
検査項目は医療機関によって異なり、検査項目の内容によって費用が変動します。
多くの場合、健康診断の費用は企業や自治体が費用を負担しますが、基本的に人間ドックの費用は個人負担で健康保険の適用もありません。
プランによっては、検査結果が出た後に医師からの説明やアドバイスを受けることができるため、より健康状態について把握や理解することができます。
健診と検診の違い
「けんしん」という言葉には、「健診」と「検診」の2つあるのをご存知でしょうか?同じ読み方でもそれぞれ違う意味を持っています。
それぞれの違いについて説明します。
健診
「健診」とは、文字のとおり健康診断のことで、自身の健康状態を確認し、病気を予防することを目的としています。
会社で行う定期健診や特定健診(特定健康診査)が主で、「血圧は正常か?」「肥満はないか?」など、体の基本的なチェックを行います。
病気の危険因子があるかどうかを見ていくものであり、特定の病気を発見するものではありません。病気になる前に体の健康状態を評価することで、健康の維持や疾患の予防・早期発見に役立てることを目的とします。健診・健康診査ともよばれています。
もし、健診で残念ながら病気の危険因子が見つかり生活習慣病のリスクがあると判明した場合には、生活習慣を改善して健康管理に努めなければなりません。
予防医学には病気の発生そのものを予防する一次予防の段階がありますが、健診はこの一次予防の検査となります。
検診
これに対して「検診」とは、がんなどの特定の病気を発見するために行う検査のことを指します。病気を早期発見し、早期治療につなげることを目的としています。
予防医学的には二次予防にあたるもので、健診とは大きく目的が異なります。
がん検診(胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんなど)や、歯科検診などが代表例としてあげられます。
「健診」「検診」どちらも自分の体や日頃の生活習慣と向き合う機会となるため、定期的に受けることがとても大切です。
より精密な検査を受けたい場合は、両方の側面をもった人間ドックを継続的に受診することをおすすめします。
特定健診とは?
健康保険法の改正により、2008年4月より40歳〜74歳の保険加入者を対象として、全国の市町村で導入された健康診断のことを特定健診といいます。
この特定健康診査は、生活習慣病の前段階であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善を目的としています。
生活習慣病には、糖尿病、高血圧、脂質異常症などがあり、特に糖尿病は進行すると腎不全や失明、神経障害を発症する恐れがあります。
特定健診の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対し、生活習慣を見直すサポートとして特定保健指導が受けられます。
特定健診は、検診の対象となる方が加入している医療保険者が主体となって行っています。そのため、国民健康保険(国保)に加入されている方には地区町村国保から、国民健康保険組合(国保組合)に加入されている方は国保組合から、受診の方法などがお知らせされます。
また、費用は無料または千円程度の負担で受けることが可能です。加入されている保険者から特定健診の案内がありましたら、自身の健康をチェックするいい機会ですので積極的に受診しましょう。
健康診断の検査の種類
健康診断には大きく分けて「特殊健康診断」と「一般健康診断」があります。それぞれの健康診断について解説します。
特殊健康診断
特殊健康診断とは、有害業務に従事する労働者が受けるための健康診断です。
有害業務は労働安全衛生関係法令に定められており、作業方法や作業環境の管理が不適切だと労働者の健康に悪影響を及ぼす業務をさします。
労働者の健康を守るためにも、以下の業務に従事する方には特殊健康診断を受けさせることが企業に義務付けられています。
- 屋内作業場等における有機溶剤業務に常時従事する労働者 (有機則第29条)
- 鉛業務に常時従事する労働者 (鉛則第53条)
- 四アルキル鉛等業務に常時従事する労働者 (四アルキル鉛則第22条)
- 特定化学物質を製造し、又は取り扱う業務に常時従事する労働者及び過去に従事した在籍労働者(一部の物質に係る業務に限る) (特化則第39条)
- 高圧室内業務又は潜水業務に常時従事する労働者 (高圧則第38条)
- 放射線業務に常時従事する労働者で管理区域に立ち入る者 (電離則第56条)
- 除染等業務に常時従事する除染等業務従事者 (除染則第20条)
- 石綿等の取扱い等に伴い石綿の粉じんを発散する場所における業務に常時従事する労働者及び過去に従事したことのある在籍労働者 (石綿則第40条)
引用元:労働安全衛生法に基づく健康診断を実施しましょう〜労働者の健康確保のために〜|厚生労働省
一般健康診断
一般健康診断の実施は、業種や職種に関係なく企業に勤める全ての労働者が対象となる健康診断です。企業は労働者に対して、一般健康診断を実施することが義務付けられています。
雇い入れ時の健診、1年以内に1回実施する定期検診のほか、海外に6ヶ月以上派遣する労働者を対象とした健診や、給食従業員の検便なども含まれます。
以下5つの健康診断が一般健康診断に該当します。
- 雇入れ時の健康診断
- 定期健康診断
- 特定業務従事者の健康診断
- 海外派遣労働者の健康診断
- 給食従業員の検便
上記のうち全ての企業に共通する健康診断は、「雇入れ時の健康診断」と「定期健康診断」の2つです。
雇入れ時の健康診断
雇入れ時の健康診断の対象は、「1年以上雇用する予定があり、週の労働時間が正社員の4分の3以上の労働者」です。そのため、正社員だけではなくパートやアルバイトも検査対象に含まれます。
検査項目は、労働安全衛生規則第43条において以下のように定められています。
- 既往歴および業務歴の調査
- 自覚症状および他覚症状の有無の検査
- 身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
- 胸部エックス線検査
- 血圧の測定
- 貧血検査(血色素量および赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPTおよびγ-GT(γ-GTP)の検査)
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c、やむを得ない場合は随時血糖(食後3.5時間以上経過))
- 尿検査(尿中の糖および蛋白の有無の検査)
- 心電図検査
- 雇入れ時の健康診断の検査項目は定期健康診断の検査
項目とほぼ同じため、入社前3ヶ月以内に医師による健康診断を受けた方は、その結果を会社に提出すれば新たに受診する必要はありません。
定期健康診断
定期健康診断の対象は、「常時雇用する労働者」であり、1年以内に1回実施されます。企業ごとに実施時期を決めることが可能です。
検査項目は雇入れ時の健康診断と同じですが、異なる点は各基準に従い医師が省略可能と判断した場合は、次の項目について検査を省けます。
- 身長、体重、腹囲、視力および聴力の検査
- 胸部エックス線検査および喀痰検査
- 貧血検査(血色素量および赤血球数)
- 肝機能検査(GOT、GPT、γ-GT(γ-GTP))
- 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
- 血糖検査
- 心電図検査
健康診断より多くの項目を検査できるレディースドックとは
レディースドックとは、人間ドックの基本の検査項目に女性特有の疾病を調べるための検査を組み合わせた人間ドックのプランのことです。
通常の人間ドックでわかるがんや生活習慣病などの疾患に加え、女性特有のがんである、乳がんや子宮頸がん、卵巣がんなどを早期に発見することを目的としています。
一番のメリットは、女性特有の疾患を含めた総合的な体の異常を一度で調べられることです。乳がんや子宮がんなど、早期では自覚症状がないまま進行することが多いため、検査を受けなければ発見が難しいです。
発見が遅れてしまうと、がん細胞の転移によって命までを脅かすことにもなりかねません。
レディースドックを受診して、疾患リスクを把握することはすべての女性にとって必要不可欠といえます。
レディースドックで検査できる項目
レディースドックで受けられる代表的な検査項目は以下のとおりです。
- マンモグラフィ
- 乳腺エコー検査(乳腺超音波検査)
- 子宮頸部細胞診
- 子宮内膜細胞診
- 経膣エコー検査(経膣超音波検査)
- 骨盤CT検査
レディースドックの所要時間と費用
一般的なレディースドックの受診費用は、4万円〜8万円程度といわれています。
当院は38,500円(税込)で受診いただけます。
一般的な人間ドックの検査と同様に、レディースドックの検査項目や検査方法も医療施設、プランによって異なります。
レディースドックは任意の検査であるため、全額自己負担となります。
ただし、ご加入の健康保険組合によっては人間ドック費用の一部助成を行っている場合もありますので、受診する前に確認してみましょう。
また、もしも検査で異常があった際の二次検査は、保険診療となります。
レディースドックを受けるべき女性の特徴
一般的にがんは高齢になる程増える病気ですが、乳がんや子宮頸がんなど女性特有のがんは20〜30代でも発症する可能性がある疾患です。
特に乳がんは、女性の9人に1人は生涯に一度はかかるとされている、女性にもっとも多いがんです。乳がんにかかる人は30代から増え始め、40代後半にはピークになります。
子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気も、20代〜40代に多くみられる病気です。
そのため、仕事や子育てで日々忙しい世代の女性にこそ、後回しにせず定期的に検査を受けて早期発見・早期治療をすることが非常に大切です。
婦人科疾患は、ほかの疾患と同じように生活習慣や遺伝もリスク要因になると考えられています。下記に思い当たる項目がある場合は、年代を問わずレディースドックの受診を検討することをおすすめします。
- 肥満
- 喫煙習慣がある
- 動物性脂肪の多い食事を好む
- 運動不足
- 多量の飲酒
- ご家族に婦人科系疾患者がいる
- ストレスを感じる
当院は、下半身の露出を考えたメディカルウェアで検査への抵抗感を和らげられるよう努めています。世界最先端の日本医療ですが、今でも多くの患者さんが検査や診察を躊躇し、病気の発見が遅れています。
メディカルウェアは、婦人科の検査や診察を受ける患者さんのデリケートな部分を隠すことで、少しでも早く検査や診察を受け、病気の重症化を防ぐために作られています。
レディースドックは女性の超音波検査士が担当し、女性医師も在籍しております。
また、女性専用スペースを用意しており、婦人科診察、乳がん検診、乳房エコー検査など、安心して検査を受診いただけるよう女性スタッフが親身に対応いたします。
日頃気になられていること、お悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。
北千住で健康診断を受けるなら東京千住・尚視会健診プラザへ
北千住で健康診断を受けられる医療機関ををお探しの方に向けて、健康診断の概要や、人間ドックとの違いや検査の種類、レディースドックについて詳しく解説しました。
まずは年に1回の健康診断を受けることが大切ですが、「健康診断だけでは見つけられない疾患がある」ということです。
人間ドックでは健康診断よりもさらに詳しい検査を行うため、健康診断では発見の難しい病気を見つけることが可能です。また、病気になるリスクや必要な改善も明確に把握できます。そのため、健康診断に加え、人間ドックも定期的に受診いただくことをおすすめします。
健康診断、人間ドックやレディースドックを受診される場合は、北千住駅から徒歩2分に位置する東京千住・尚視会健診プラザへお越しください。経験豊富な内視鏡医師が診療・検査を行うため、安心してご相談ください。
当院は内視鏡検査に特化したクリニックで、グループでの月間内視鏡検査数がおよそ2,000件にのぼります。内視鏡治療後(ポリープ切除後)の合併症に対して、関連の医療機関で24時間365日対応しておりますので、安心して検査を受けていただけます。
診察・検査は平日に加えて土曜日・日曜日も行っていますので、ご都合の良い日を選んでお越しください。
当院の外来診療の予約は、WEBで24時間受け付けているため、来院から検査までの流れもスムーズに行うことが可能です。院内での待ち時間削減にもつながりますので、ぜひご予約の上、お越しください。
施設紹介
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