乳がん検診のマンモグラフィって?エコーとの違いや受けるべき人の特徴について解説

「マンモグラフィは痛いって聞いたけど…どんな検査?」

「エコーとマンモグラフィ、どちらを受ければいいの?」

「何歳からマンモグラフィを受けるべき?」

乳がんは、すべてのがんのうち、日本女性がかかる確率(罹患率)が1位の病気です。さらに、乳がんにかかる人数も、死亡数も年々増加しています。したがって、乳がん検診を受けることは、女性の健康維持のために重要といえます。

乳がん検診でマンモグラフィとエコー検査のどちらの検査を受ければいいのか、悩む方もいらっしゃいます。また、「マンモグラフィは痛い」というイメージから、検査を先延ばしにする方も少なくありません。

よって、今回はマンモグラフィの特徴やエコー検査との違い、またマンモグラフィを受けるべき人や検査の注意点について解説します。この記事を読むと、マンモグラフィを適切に受けることができ、正しく乳がん予防を行うことができます。

乳がん検診をお探しなら、東京千住・尚視会健診プラザにお越しください。当院ではレディースドックも行っているため、女性専用スペースをご用意しております。さらに子宮がん検診もご希望の方には、下半身の露出を最小限に抑えられるメディカルアンダーウェアもご用意しております。

当院は北千住駅から徒歩2分とアクセス良好のため、忙しい女性の方のご帰宅もスムーズです。ご予約は、WEBかお電話で承っておりますので、ぜひ当院で乳がん検診にお越しください。

マンモグラフィとは

マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことです。乳房を板で圧迫し、薄く伸ばした状態で撮影を行います。

乳がんの初期症状「石灰化」も見つけられる

マンモグラフィでは、乳がんの初期症状である石灰化も見つけることが可能です。石灰化は乳腺エコー検査では判別しづらい所見のため、マンモグラフィを受けることで乳がんのリスクをより詳しく調べることができます。

なぜ乳房を圧迫するの?

乳房を圧迫することで、乳腺の重なりが少なくなり、病変を見つけやすくなります。また、乳房全体が均一に伸ばされるため、ムラもボケも少ない鮮明な画像を撮影することができます。さらに、乳房を薄く伸ばすことで、X線の被ばく量も抑えることができます。

圧迫されて痛いのでは?

マンモグラフィでは、乳房を圧迫するため痛みを感じることがあります。ですが、10分程度の検査時間のうち、乳房の圧迫は数秒程度です。十分に乳房を伸ばすことで正確な検査につながりますので、ご協力をお願いいたします。

 

乳がん検査のマンモグラフィとエコー検査(乳房超音波)の違い

マンモグラフィもエコー検査も、乳がんに対する検査です。それぞれの特徴とメリット、デメリットはこちらです。

マンモグラフィ

乳腺エコー

検査方法

X線を使用

超音波を使用

メリット

  • 乳房全体を画像化できる
  • 微細な石灰化の検出が可能
  • 撮影方法が定められていて、過去の画像と比較しやすい
  • 痛みがない
  • 放射線の被ばくがない

(妊娠中も検査可能)

  • しこりと乳腺の判別が容易

デメリット

  • 痛みを伴う
  • 放射線の被ばくがある
  • 乳腺が発達している場合、しこりの検出が難しい場合がある
  • 画像化できるのは乳房の一部
  • 微細な石灰化は検出できない
  • 良性のしこりまで検出しやすい

エコー検査については「乳がん検査 エコー検査」の記事で詳しく解説いたします。

2つの検査はどちらかが優れている訳ではなく、それぞれ患者様の年齢や状況に合わせて選択することが大切です。

 

乳がん検査でマンモグラフィを選ぶべき人の特徴

マンモグラフィもエコー検査も、それぞれメリットがあるため、どちらの検査を受けるか迷う方もいらっしゃいます。ここでは、マンモグラフィをおすすめする患者様について解説します。

40代以降の人はマンモグラフィ

40代以降の方はマンモグラフィをおすすめします。理由は、一般的に40代になると乳腺が減少するからです。乳腺が多いとマンモグラフィの検査の精度に支障が出ますが、40代以降ではその心配が少なくなります。

マンモグラフィは、乳がん死亡率の減少効果があると証明されているため、多くの各自治体などで40歳以上の女性を対象に、マンモグラフィ検査の補助金の制度を行っています。

30代は状況に合わせてマンモグラフィを受ける

30代はまだ乳腺が多い時期ですが、乳がんリスクの高い方は定期的にマンモグラフィを受けることをおすすめします。

  • 月経(生理)の期間が平均より長い

(初経年齢が平均より低い、初めての出産が35歳以上など)

  • ご家族に乳がんになった人がいる
  • ピルや女性ホルモン剤の常用
  • 過度な飲酒
  • 肥満傾向

マンモグラフィを受ける頻度については患者様によって異なるため、検査前に医師にご相談ください。

20代はエコー検査

20代の方は高濃度乳腺(デンスブレスト:乳房内の乳腺の割合が高い状態)のケースが多いため、画像上で乳腺が白く濃く写ってしまいます。これにより、マンモグラフィを実施しても乳がんが見つかりづらい傾向にあります。

 

マンモグラフィを受けるときの注意点

マンモグラフィは、検査の特性上いくつか注意点があります。以下に当てはまる場合は、事前にスタッフにお申し出ください。

妊娠中は検査を受けられない

マンモグラフィでは、放射線の被ばくがあるため妊娠中は検査を受けることができません。

豊胸手術

豊胸手術を行っている場合、検査により内容物の破損の可能性や、撮影範囲が限られるため、検査前にお申し出ください。

ペースメーカーやCVポート挿入中

ペースメーカーやCVポート(皮膚の下に埋め込む中心静脈カテーテル)を挿入中の方も、必ず事前にお申し出ください。マンモグラフィの撮影時に、ペースメーカーやCVポートの位置がずれたり、リード線やカテーテル(挿入されている管)に支障をきたす場合があります。

生理前から生理中

乳房が張っている時期にマンモグラフィを受けると、乳房の痛みを感じやすい傾向があります。生理前から生理中はできる限り検査を避けていただくことで、痛みを軽減して検査を受けることが可能です。

その他の注意点

  • 食事、飲水の制限はありません。
  • 髪が長い方は結んでいただくことがあります。
  • アクセサリー類は可能な限り外していただきます。
  • 防臭・制汗剤、パウダー等はつけずにご来院ください。
  • 肩の上がらない方は事前にお申し出ください。マンモグラフィの料金

     

    当院のマンモグラフィの料金は5,500円(税込)です。

    マンモグラフィは、一般の病院で受けることもできますが、その場合は診察料や初診料が加わり総額20,000~30,000円程度になる場合もあります。当院のように無理のない料金の施設を選んでいただくことで、継続して検診を受けることができます。

     

    マンモグラフィを検討中なら東京線千住・尚視会健診プラザへお越しください

    今回は、乳がん検診のマンモグラフィについて解説しました。

    マンモグラフィは、乳がん予防を行う上でとても重要な検査です。40代以降、または30代で乳がんのハイリスクとされる方は、定期的にマンモグラフィを行いましょう。

    ただし、豊胸手術やペースメーカー挿入中など、検査を受ける上で注意が必要な方もいらっしゃるため、必ず検査前にお申し出ください。

    なお、マンモグラフィを受けるなら東京線千住・尚視会健診プラザにお越しください。当院ではレディースドックも行っており、女性専用スペースをご用意しているため、女性の方も快適に検査を受けていただけます。

    また、子宮がん検診もご希望の方は、メディカルアンダーウェアもご用意しております。こちらの着用により、下半身の露出が最小限になるため、デリケートな部分の検査に抵抗がある方にも安心して検査を受けていただくことが可能です。

    マンモグラフィ以外にも各種健診や診療、検査を承っており、検診結果は画像含めすべてオンラインで閲覧可能です。

    さらに当院は、北千住駅から徒歩2分とアクセス良好で、日曜日の午後も通常通り開院しております。

    ご予約はWEBかお電話で承っておりますので、ぜひ当院をご利用ください。

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    施設紹介

    尚視会健診プラザ・尚視会クリニック  >>

    ホームページ https://www.shoushikai-kenshin.com/

    電話番号 03-5284-8149

    住所 東京都足立区千住3-72白亜ビル
    4F健診プラザ 5F尚視会クリニック

    診療時間
    8:00~12:00
    14:00~17:00

    ※受付時間は8:00~10:30、13:30~14:30になります。

    アクセス

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    尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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