いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係は?危険性・検査方法を詳しく解説!

家族やパートナーに「いびきがうるさい」と言われたことはありませんか?たかがいびきだと思っていると危険です。睡眠時無呼吸症候群といびきは大きな関わりがあり、重大な病気や日常生活に大きな影響を及ぼします。いびきを指摘されたことがある方は、睡眠時無呼吸症候群の検査を受けましょう。

この記事では、睡眠時無呼吸症候群の危険性やいびきをかきやすい人の特徴、睡眠時無呼吸症候群の検査方法について詳しく解説します。

北千住駅から徒歩2分の東京千住・尚視会健診クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査や診察も行っております。土曜日・日曜日も行っていますので、お気軽にご相談ください。

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たかがいびきと楽観視するのは危険

睡眠時無呼吸症候群について、「寝ている時にいびきをかいて、一瞬呼吸が止まる病気」だと楽観視するのはとても危険です。睡眠時無呼吸症候群の定義では、寝ている間に10秒以上呼吸が止まる「無呼吸」や、呼吸が弱くなる「低呼吸」が1時間あたり5回以上繰り返される状態とされています。寝ている時に一時的に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、肥満や高血圧症に関連があり、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの心臓・血管系の病気を招くことがあるので危険です。

また、呼吸が止まり脳が低酸素状態になると、脳が防衛的に目覚め呼吸が再開します。これを繰り返すと熟睡できず、日中の強い眠気や倦怠感、気分の落ち込みなどの症状が現れ、日常生活にも支障をきたすので、睡眠時無呼吸症候群を疑う際は、速やかに検査を受けることが大切です。

 

いびきをかきやすい人の特徴

太っている人はいびきをかきやすいイメージがあると思います。実際に、太っている人の場合、舌や喉に脂肪がつき気道が狭くなるため、いびきをかきやすいといわれています。実際に、肥満は睡眠時無呼吸症候群の患者全体の60%以上に見られているのです。

しかし、いびきをかきやすい人は太っているだけではありません。

顎が小さい

通常よりも顎が小さいと舌や喉、周辺の筋肉も小さく気道が狭いため、仰向けになった時に舌根部が喉の奥に落ち込みやすくなります。アジア人は欧米人に比べ、下顎が後退しているとされていて、痩せていてもいびきをかきやすいので注意が必要です。

首が太い(短い)

首が太く短い人は、太っている人同様に首の周りに脂肪がつきやすく、気道が狭くなるのでいびきをかきやすくなります。

顎が小さかったり首が太く短い人は、いびきが習慣化してしまっている可能性があります。寝てる間に毎回いびきをかいているので熟睡できず、運転中の事故や仕事のトラブルにも影響するので危険です。また習慣性のいびきは、重篤な疾患を引き起こす場合があるので、なるべく早く医療機関を受診することをおすすめします。

喫煙をしている

日常的な喫煙は、慢性的に喉や鼻の粘膜に炎症や腫れ、むくみを生じるため気道を狭めて、一過性のいびきをかく原因になります。喫煙期間が長いほど、喉や鼻の粘膜に炎症が続くので注意が必要です。

また、家族が喫煙している場合は、煙を直接吸っていなくても少なからず有害物質を吸い込んでいます。そのため、喫煙していない人でもいびきをかきやすくなるので注意しましょう。

アルコールをよく摂取している

お酒を飲むと、アルコールの影響で気道を広げる筋肉が緩み、舌が落ち込んで気道が狭くなるためいびきをかきやすくなります。また、アルコールを摂取すると脳の呼吸中枢も活動が抑えられ、呼吸の指令が出にくくなるため無呼吸になりやすくなります。

寝る前の飲酒は、睡眠の質を下げていびきを悪化させることになりますので気をつけましょう。

鼻炎(花粉症)

鼻炎や花粉症で鼻が詰まると、鼻の通りが悪くなり、口で呼吸するようになります。口呼吸になると、舌が気道に落ち込み気道が狭くなるためいびきをかきやすくなります。また、花粉などのアレルギーにより扁桃腺や口蓋垂が腫れると、気道が塞がりやすくなりますので、注意が必要です。

鼻炎や花粉症によって、睡眠の質が下がり十分な休息が得られないと、身体は回復を促そうとして筋肉を緩めます。その結果、気道の筋肉が緩んで狭くなり、いびきの原因になることもあるので、適切な治療を受けることが大切です。

 

いびきをかく人は睡眠時無呼吸症候群に注意

睡眠時無呼吸症候群は、いびき以外には自覚症状が出にくい病気です。昼間の眠気だけでは睡眠時無呼吸症候群と結びつけるのは難しいため、まずはいびきをかいているかを知ることが大切です。家族にいびきをかいているか聞いてみたり、最近では、スマートフォンの睡眠アプリでいびきを録音したり、睡眠リズムを測定してくれるものもあるので、利用してみるのもいいでしょう。

 

睡眠時無呼吸症候群の代表的な検査方法

睡眠時無呼吸症候群の代表的な検査として、簡易検査とポリソムノグラフィー検査(PSG)があります。簡易検査は自宅にて行うことができ、検査機器を顔や手、鼻の下にセンサーを装着した状態で、いつも通りに眠れば血中の酸素飽和度や脈拍数、呼吸の状態、気道の閉塞状況が分かります。

簡易検査の結果、詳しい確定診断が必要な場合はポリソムノグラフィー検査(PSG)を行います。ポリソムノグラフィー検査は睡眠中の呼吸や血中酸素飽和度のほか、睡眠中の姿勢や脳波、眼球運動、呼吸運動、いびき、口や鼻の気流、心電図などの計測や記録を行い、睡眠の状態をより詳しく調べる検査です。検査は自宅でも可能ですが、必要な場合は医療機関で入院を1泊して調べることもできます。

 

睡眠時無呼吸症候群の検査・治療なら東京千住・尚視会健診クリニックへ

睡眠時無呼吸症候群は心疾患や脳疾患を招くだけでなく、日常の生活に大きな影響を及ぼすので注意が必要です。いびきを指摘されたり、日中に激しい眠気に襲われる場合は睡眠時無呼吸症候群の検査を受けましょう。

東京千住・尚視会健診クリニックは、睡眠時無呼吸症候群の検査や診察を行っています。より詳しい検査を行う場合は、連携先の医療機関で1泊入院をすることも可能です。

診察・検査は平日に加えて土曜日・日曜日も行っていますので、ご都合の良い日を選んでお越しください。

当院の外来診療の予約は、WEBで24時間受け付けているため、来院から検査までの流れもスムーズに行うことが可能です。院内での待ち時間削減にもつながりますので、ぜひご予約の上、お越しください。

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施設紹介

尚視会健診プラザ・尚視会クリニック  >>

ホームページ https://www.shoushikai-kenshin.com/

電話番号 03-5284-8149

住所 東京都足立区千住3-72白亜ビル
4F健診プラザ 5F尚視会クリニック

診療時間
8:00~12:00
14:00~17:00

※受付時間は8:00~10:30、13:30~14:30になります。

アクセス

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尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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