人間ドックにはどんな服装でいけばいい?正しい服装と避けるべき服装について解説

人間ドックを受けるときにどんな服装でいけばよいか、迷うこともあるのではないでしょうか。

人間ドックの受診では、基本的に服装は決まっていません。しかし、検査に適した服装を身につけていないと着脱に時間がかかり、すべての検査が終了するのが遅くなってしまうことがあります。また、化粧をしていると検査できなかったり、再検査をしなければいけなくなることもあります。終わる時間が遅くなったり、再検査しなければいけなくなると、忙しい方には負担になりますよね。

そこで今回は、人間ドック受診時の適した服装や避けるべき服装について解説します。また、女性向けに化粧についても説明します。スムーズに人間ドックを受けるために、ぜひ最後まで読んでみてください。

人間ドックに適した服装は? 

基本的に、人間ドックを受ける施設では検査着に着替えます。検査着の中に着る服装は何を着ていても構いません。ただし、避けておいた方が良い服装がいくつかあります。

服装によっては、検査時に着脱する必要が出てきます。とくに以下の検査項目では、気をつけておく方が良いでしょう。

  • 身長
  • 体重
  • 腹囲
  • レントゲン(X線検査)
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 心電図検査
  • 乳腺エコー

人間ドックに適した服装にしておくことで、スムーズに検査を受けることができ、検査時間の短縮につながります。例えば、レントゲンの際に、着ている服を脱ぐように言われ、更衣している間に順番を抜かされてしまう、などということもあります。着脱に時間がかかってしまうと、1つの検査に5〜10分ほど余計に時間がかかってしまいます。

人間ドックのために朝食を抜いていたり、仕事の合間に受診していたりするため、早めに検査を終わらせたいと思っている方も多いでしょう。そのため、検査に適した服装で人間ドックを受けることをおすすめします。

検査に適した服装は、性別によって変わってきます。以下では、男性と女性それぞれの、人間ドックの正しい服装と避けた方が良い服装について、詳しく説明します。

男性の人間ドックに適した服装

自分の服で人間ドックを受ける際の男性の適した服装のポイントは、以下のとおりです。

  • 無地のタンクトップやTシャツ
  • 着脱しやすい靴

検査着の下に着るタンクトップやTシャツは、無地のものがよいです。タンクトップやTシャツは刺繍やワッペン、ボタン、プリントなどのデザインが入っていると、レントゲン時に写り込むため、適しません。レントゲン撮影の前に脱ぐように言われます。背中側のデザインを見落としがちなので、前と後ろのデザインを確認しておきましょう。

また、靴は紐が多いものなど、脱ぐのに手間がかかるものを避けておく方が無難です。体重測定などで靴を脱ぐこともあるので、着脱しやすいものを選ぶことでスムーズに検査できます。

男性の避けたほうが良い服装

男性の避けた方が良い服装のポイントは、以下のとおりです。

  • 着脱に時間のかかる靴
  • 金属やプラスチックなどの装飾がある服
  • アクセサリー類など

採血時などに腕をまくることがあるので、長袖を選ぶときにはまくり上げにくいものは避けておきましょう。また、厚手の長袖だと血圧測定が正確にできないこともあります。

できる限り、薄手のものや伸縮性のある腕をまくり上げやすいものを選ぶことをおすすめします。寒い時期には、薄手の服に、ジャケットなどを着ておくと、着脱も簡単におこなえます。

服や下着についている装飾も確認しておきましょう。金属のものだけでなく、プラスチックのボタンなどもレントゲンに写ります。刺繍やラメ、スパンコールなどは避けておくべきです。

また、顔料を含むプリントも適しません。湿布やエレキバン、カイロなども外すのを忘れがちなので、注意が必要です。

女性の人間ドックに適した服装

女性の適した服装のポイントは、以下のとおりです。

  • 着脱しやすい靴
  • 無地のTシャツやキャミソール

検査着の中に着る服は袖まわりが広い、ゆとりのある無地のTシャツやキャミソールがよいでしょう。レントゲン撮影時には、金具のついている下着を外す必要があります。

ゆとりのある服を選んでおくことで、下着の着脱がスムーズにおこなえます。はじめから外しておきたい方などは、検査着の上にストールなどを巻いておくなどの対策をするとよいですよ。

また、プリントや刺繍もレントゲンに写るので、Tシャツやキャミソールは無地のものが良いです。そして、体重計やベット横になる際に靴を脱ぐため、着脱しやすい靴を選んでおきましょう。

女性の避けたほうが良い服装

女性の避けた方が良い服装は、以下のとおりです。

  • 着脱に時間のかかる靴や服
  • 金属やプラスチックなどがついた下着や服(刺繍・ラメ・スパンコールなど) 
  • アクセサリー類
  • ストッキングやタイツは避ける

厚手の長袖の服は、採血や血圧測定時に、肘の上まで袖を上げにくいため、避けておく方が無難です。レントゲン撮影時には、金属類は身につけておけないため、アクセサリーは外しておき、検査着の下に着ている服にもボタンなどがついていないか確認しておきましょう。

重なり部分やゴムの締め付け部分があるブラトップやスポーツブラは、レントゲン撮影時には適さないため、外してもらう施設もあります。

そして、診察や心電図測定時には足を出すことがあるので、ストッキングやタイツは避けておきましょう。

 

女性は人間ドックの受診時に化粧をしても問題ない?

ノーメイクや顔色が分かる程度のナチュラルメイクで、人間ドックを受けましょう。化粧やファンデーションなどによって、顔色が分かりにくいと、体調が悪くなったときの対応に遅れが出てしまいます。

視診でも、顔色や唇の色を見ているため、正確な診断にも支障がでます。また、胃カメラなどの検査によっては、化粧がくずれてしまうことがあります。

薬液やゼリーを使う検査であり、咳き込むことが多いため、胃カメラでは鼻や口まわりが汚れやすくなります。

人間ドックを安全・正確に受けるために、女性の化粧はノーメイクやナチュラルメイクにしておきましょう。ノーメイクでの外出が気になる方は、人間ドックを受ける施設についてから化粧落としをするのもよいかもしれません。

マスクを使って、顔を隠せるようにするのもよいでしょう。

 

女性が注意したほうが良い化粧品

MRI検査では、検査結果が変わる、皮膚にトラブルを起こすなど、化粧品によって影響が出ることがあります。

化粧品には、金属由来の成分である酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタンなどが含まれます。磁場に反応するMRIでは、化粧品に含まれる金属成分に影響を受けることがあります。また、皮膚では火傷をしてしまうことも可能性もでてきます。

注意しておくべき化粧品は、以下のようなものです。

  • ファンデーション
  • 化粧下地
  • アイシャドウ
  • アイライナー
  • マスカラ

また、以下のものを身につけていると、MRI検査を受けられないことがあります。

  • つけ爪やマニキュア、ネイルアート
  • アクセサリー類
  • ヒートテック
  • 湿布やカイロ、エレキバン
  • カラーコンタクト
  • つけまつげ、マツエク 

手術によって体内に金属が入っている方やタトゥーのある方もMRI検査を受けられないことがあります。

以上の理由から、化粧品を使用するのは控えておくようにしましょう。自宅からノーメイクで受診することに抵抗がある方は、メイク落としを準備しておくことをおすすめします。

 

東京千住・尚視会健診プラザでは女性に配慮して女性専用スペースをご用意しております

東京千住・尚視会健診プラザでは、薄着やノーメイクをすることで周りの目が気になる女性のために、女性専用スペースをご用意しています。乳腺エコー検査では女性の超音波検査士がおこない、女性スペースのスタッフは全員女性であるため、安心して受診することができます。

また、子宮がん検査では、デリケートな部分の露出を最小限にするため、メディカルウェアを準備しております。

当健診プラザでは、女性の方が「恥ずかしくて人間ドックを受けたくない」と思われないように、プライバシーを十分に配慮した対応をおこなっております。

人間ドックを受ける女性の方は、女性専用スペースのある東京千住・尚視会健診プラザに、ぜひお越しください。

レディースドックもご用意しております

レディースドックは、一般的な人間ドックの項目に、女性に頻度の高い疾患の検査を加えた女性専用のドックです。甲状腺や乳がん、子宮がんなどに関する検査が追加されます。

日本人女性の12人に1人は乳がんと言われ、女性のがんの罹患率1位です。また、子宮頸がんは、20代後半からリスクは高まります。多くの疾患は早期に発見することで、高い確率で治すことができます。

しかし、乳がんや子宮がんの検査には、抵抗がある女性も少なくありません。東京千住・尚視会健診プラザでは、女性の方ができる限り負担を少なくして、レディースドックを受けることができるように女性専用スペースやメディカルウェアを準備しております。これからも健康な生活を続けていくためにも、積極的にレディースドックを受けることをおすすめします。

レディースドックについて詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。

レディースドックとは?検査内容や病院の選び方、費用まで紹介

 

東京都足立区の東京千住・尚視会健診プラザで人間ドックを受診しましょう

人間ドックを受ける際の服装は、検査に適したものを着ておきましょう。検査項目によっては着脱する必要があるため、適した服装でなければ時間や手間がかかります。

さらに、女性の場合は化粧に気をつけておかなければ、検査できないこともあります。

東京足立区の東京千住・尚視会健診プラザでは、女性の方が、まわりの目を気にせず受診できるよう、女性専用スペースを設けています。また、レディースドックでは、女性の方が「恥ずかしいから受けたくない」という思いをしないよう、メディカルウェアを準備しております。

さらに、乳腺エコーは女性の超音波検査士が担当しますので、安心して受診していただけます。

レディースドックは、女性特有の疾患を発見するために、重要な検査です。乳がんや子宮がんなどの早期発見のために、人間ドックだけでなく、レディースドックを受けることをおすすめします。

レディースドックを受けるなら、受診しやすいところを選びましょう。当プラザでは、女性の気持ちにお応えするために、女性専用スペースを設け、検査は女性スタッフが対応します。

東京足立区の東京千住・尚視会健診プラザは、北千住駅より徒歩2分とアクセス良好です。土曜日、日曜日も営業しております。平日にお忙しい方も受診しやすい当プラザに、ぜひお越しください。

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ホームページ https://www.shoushikai-kenshin.com/

電話番号 03-5284-8149

住所 東京都足立区千住3-72白亜ビル
4F健診プラザ 5F尚視会クリニック

診療時間
8:00~12:00
14:00~17:00

※受付時間は8:00~10:30、13:30~14:30になります。

アクセス

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尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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