「健康診断を受けてるけど、人間ドックは受ける必要があるの?」
「人間ドックってどんな検査を受けるの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
人間ドックは健康診断と異なり、自分の健康状態をより詳しく知るための検査を行うことができます。病気を早期に発見するだけでなく、発症のリスクも評価することができる検査です。
また、レディースドックを受けることで、女性特有の早期発見に役立ちます。将来、健康問題に悩むことがないように、人間ドックを受けてみませんか?
東京足立区で人間ドックを受けることができる検診センターをお探しなら、ぜひ東京千住・尚視会健診プラザにお越しください。レディースドックだけでなく、さまざまなプランやオプションを選ぶことができます。
以下では、人間ドックについてや人間ドックの必要性、費用について説明します。また、レディースドックについても紹介していますので、参考にしてください。
目次
人間ドックとは?
人間ドックとは、糖尿病などの生活習慣病の予防やがんなどの病気を早期発見することを目的とした検査です。会社員などが受ける健康診断や自営業の方などが受ける住民健診がありますが、人間ドックと目的は同じです。
法的な義務があるのが一般的な健康診断になります。会社員の健康診断は労働安全衛生法に、自営業の方は高齢者の医療の確保に関する法律に基づき実施されています。
人間ドックは、希望する方だけが受ける検査で、健康診断に比べ、より広範で詳細に健康状態を知ることができます。健康診断では、血液検査なども行いますが、基本的な検査のみです。
人間ドックでは、がんの発見に必要な腫瘍マーカーを調べたり、エコー検査を行うことができます。もちろん病気の発見だけでなく、発症リスクも知ることができます。
人間ドックを受けるメリットと重要性
人間ドックのメリットは、自分自身の健康状態を把握し、健康問題や病気を早期に発見できることです。
現在は「人生100年時代」と言われ、平均寿命は年々上昇しています。そこで、重要なことは「健康寿命」をいかに延ばすかということです。健康寿命とは「日常生活に支障なく健康的に過ごせる期間」です。
長生きすることができても、病気や認知症で悩まされることなく過ごしたいと考えますよね。そのためには、健康状態を良好に保ち、病気を早期に発見し、治療を行うことが大切です。
人間ドックの検査項目は、50〜100種類あります。一方、一般的な健康診断は、健康状態の把握に必要な最低限の検査項目だけであるため、10〜15項目ほどしかありません。
そのため、人間ドックでは、健康状態などをより詳細に検査することができます。健診診断で指摘を受けてなくても、人間ドックで異常が見つかることも少なくありません。
将来、健康で自立した生活を送り続けるためにも、人間ドックを受け、病気の早期発見・早期治療を行うことが望ましいです。
検査項目が50〜100種類ある
前述したように、人間ドックの検査項目には50〜100種類の検査項目があり、希望することでさまざまな検査を受けることができます。
例えば、同じ血液検査を行っても、希望していなければ検査する項目は異なります。貧血の有無をみる項目は基本的にどちらの場合も含まれます。しかし、腫瘍マーカーといわれる、がんの有無をみる検査項目は、希望しなければ検査されません。
健康診断の項目だけでは発見できない病気は、多数あります。より詳細に、身体の状態を把握するためには、人間ドックを受ける必要があることを知っておきましょう。
早期発見から「早期治療」が可能になる
病気が進行する前に、早い段階で治療を開始するためには「早期発見」が重要です。自覚症状が現れた時点で、病気が進行しているということは珍しくありません。病気によっては、進行しても自覚症状が現れにくいものもあります。進行した病気は、治療が困難になる可能性があるということは言うまでもないでしょう。
そして、早期に発見することで、治療方法も負担がかからないで行えることも多いです。例えば、胃がんや大腸がんは早期で発見することができれば、内視鏡での治療も可能になります。内視鏡の治療であれば、お腹にメスをいれるという外科的な手術をしなくても良いので、負担も少なくなります。
早期に治療を行うためには、早い段階での異常の発見が必要です。
自覚症状が現れる前に発見することが重要です。
今後の健康に関するアドバイスも受けられる
検査を受けた後は、検査結果を知るだけではいけません。検査結果から、自分自身の健康状態をきちんと把握し、今後の生活に活かしていくことが大切です。
そのため、人間ドックでは、対面で検査結果の説明や今後の健康に関するアドバイスを受けることができます。もちろん、万が一異常があった場合には、今後の方針も相談することができます。
健康を維持していくためには、結果を知るだけでなく、専門家より今後の健康に関するアドバイスをもらうことがとても大切です。
人間ドックはどのような人が受けるべき?
人間ドックは年齢などに関係なく、あらゆる人が受けることができます。その中でも、病気を発症するリスクが高い方は、とくに人間ドックを受けることをおすすめします。
病気を発症するリスクが高いと考えられているのは、以下のような方です。
- 40歳以上の方
- 糖尿病、心臓病。がんなどの家族歴がある方
- 喫煙および飲酒をされる方
上記のリスクがない方も、人間ドックを受けることは大切です。病気の家族歴がない40歳未満の方でも、がんを発症することは少なくありません。何よりも自分の健康を維持していくために、積極的に人間ドックを受けましょう。
人間ドックの検査内容
前述したように、人間ドックには多くの検査項目があり、詳細に自分自身の健康状態を把握することができます。
以下は、一般的な人間ドックの検査内容です。
- 身体計測
- 呼吸機能検査
- 胸部X線検査
- 上部消化管X線検査
- 腹部超音波検査
- 血液検査
- 医師による診察
身体計測では、身長や体重、BMI、腹囲などを計測します。身長や体重などから、肥満のリスクを評価します。肥満は、心疾患や糖尿病などのさまざまな病気や健康問題を引き起こす原因になります。適切な体重を維持することは、健康を守るために非常に重要です。
呼吸機能検査は、専用のマウスピースを口に加え、大きく吸ったり吐いたりする検査です。肺活量などを測定し、肺の状態を把握します。呼吸の機能が弱いと、呼吸器疾患が疑われます。その場合は、精密検査を受け、詳しく原因を調べましょう。
胸部X線検査では、肺や心臓の異常を調べる検査です。肺がんの有無も知ることができます。肺がんは症状に乏しい病気であるため、症状が出る前に発見することが、早期治療には重要です。
腹部超音波検査では、肝臓や胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈などの状態をみる検査です。検査台に仰向けに寝た状態で、ゼリーを塗った専用のプローべを腹部にあてるだけで、腹部の状態が分かります。
血液検査は、血糖値や貧血の有無などが分かる検査です。希望により、がんの有無が分かる腫瘍マーカーも測定することができます。貧血が進行している場合、がんの可能性もあります。そのため、今までの検査データと比較することも大切です。
内科検診は、医師による触診や聴診、視診が行われます。そして、血液検査や画像検査からでは、発見しにくい健康問題を調べます。当院では、女性医師も在籍しているため、ご希望がある方は、スタッフまでご相談ください。女性の方でも、安心して受診できるように対応いたします。
人間ドックを受けることで分かる病気
検査する項目によって異なりますが、人間ドックでは、多くの病気や健康問題を発見することができます。人間ドックの一般的な検査で発見することができる病気について、以下で説明します
まずは「生活習慣病」です。生活習慣病とは、喫煙や肥満などが原因となって発症する脳卒中や心臓病、糖尿病などといった病気を意味します。血圧や血液検査などの基本的な検査により、異常を発見することができます。
さまざまな「がん」も人間ドックにより発見することができます。胃がんや大腸がん、肺がん、乳がん、肝臓がん、前立腺がんなどです。注意すべき点は、1つの検査でがんの有無が確定できないということです。
例えば、胸部X線検査で、肺がんを指摘されなければ、肺がんがないというわけではありません。
CTや血液検査など、総合的に検査することでより正確にわかります。そのため、基本検査だけでなくオプションを追加し、より詳細に検査することが、早期発見には望ましいです。
「動脈瘤」は、超音波検査やCT、MRIによって発見することができます。動脈瘤とは、血管の内側の壁が破れ、血管の壁が薄くなり、その部分がふくらみ、こぶができている状態です。
動脈瘤は破裂するまで、自覚症状がない場合が多いです。代表的なものでは、脳動脈瘤や腹部の大動脈瘤があります。
破裂するととても危険な状態になるので、早期に発見し、早期治療をすることが重要です。
「肝炎」は血液検査によって発見することができます。肝炎とは、肝臓に炎症が起きている状態です。原因としては、ウイルスやアルコール、自己免疫などがあります。肝炎を放置していると、肝硬変や肝がんなどに進展する場合があるため、早期の治療が大切です。
人間ドックの所要時間と目安費用
より詳細に健康状態を把握するためには、基本的な検査に加え、オプションをつける必要があります。そのため、検査する項目によって、検査時間や検査費用が異なります。検査機関によっては、宿泊のプランもあります。
人間ドックを受ける目的にあった、プラン選びを行いましょう。
以下に、東京千住・尚視会健診プラザの人間ドックの費用を紹介します。
コース名称 | 健診費用(税込) |
---|---|
標準人間ドック(胃バリウム) | 44,000 |
標準人間ドック(胃カメラ) | 49,500 |
脳ドック | 62,700 |
シニアドック | 52,800 |
レディースドック | 38,500 |
プレミアムドック | 110,000 |
アスリートドック | 55,000 |
ペア人間ドック | 110,000 ※2人分 |
生活習慣病健診(協会けんぽ) | 18,865 |
東振協健診 | |
定期健診 | 11,000 |
雇入検診 | 11,000 |
渡航前検診 | 11,000 |
また、別途料金にて即日で検査結果を知ることができます。ご希望の方は、当日受付にてお声かけください。
人間ドックは日帰りや宿泊プランも選べる
一般的な人間ドックの所要時間は、1〜3時間程度です。もちろん、検査項目が多いと、1日かかる場合があります。また、オプションにより1泊2日の宿泊で、人間ドックを受けるプランもあります。行いたい検査が1日では時間が足りない場合や、1日の検査項目をゆっくりして受けたい方などは、宿泊による人間ドックもおすすめです。
人間ドックの費用はオプション項目によっても変わる
宿泊プランの人間ドックでは、ゆっくり検査を受けることができるので、精神的・体力的に負担が少なくすみます。費用は、4万円〜8万円ほどです。
例えば、胃カメラと大腸カメラの両方を同日に受けるとなると、身体的に負担が大きくなります。宿泊であると、1日目に胃カメラ、2日目に大腸カメラを受けるということができます。
負担を少なくし、しっかり自分のからだを検査するために、宿泊して人間ドックを受けてみるのもよいでしょう。
女性特有の病気を調べるなら「レディースドック」もご検討ください
女性の方は「レディースドック」を受けることもおすすめです。レディースドックでは、女性特有の病気である、子宮頚がんや卵巣がん、乳がんなどを調べることができます。検査項目として、乳腺エコーやマンモグラフィ、子宮頸がん検査が追加されます。
婦人科の疾患のリスク要因として、以下があげられます。
- 喫煙
- 肥満
- 動物性脂肪の多い食事を選ぶ
- 運動不足
- 血縁者に婦人科疾患患者がいる
- ストレスを多く感じている
乳がんや子宮がんは、自覚症状がないまま進行しやすい疾患です。女性の方は、年齢問わずレディースドックを受けることをおすすめします。
東京千住・尚視会健診プラザでは、女性専用スペースをご用意しており、女性の専門スタッフが対応いたします。また、子宮がん検査などの際に、デリケートな部分を隠すことができるメディカルアンダーウェアもご準備しています。そのため、女性の方もご安心して検査を受けていただくことができます。
レディースドックに関して、詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてください。
東京都の人間ドックなら東京千住・尚視会健診プラザへ
自覚症状がなく進行する病気は多くあります。進行した病気は、治療が困難になることがほとんどです。将来、健康問題に悩んだ生活を送りたくないですよね。
病気に悩むことのないように、人間ドックを受けることをおすすめします。健康診断だけでは発見することができない病気を、人間ドックで分かる可能性があります。自分の健康状態をより詳細に知るためには、人間ドックを受けることが必要です。そして、女性の方は、女性特有の疾患を発見するためには、レディースドックを受けることが望ましいです。
東京で人間ドックやレディースドックを受けられる機関をお探しの方は、ぜひ東京千住・尚視会健診プラザへお越しください。さまざまなプランがあるので、自分が受けたい検査を受けることができます。また、北千住駅から徒歩2分とアクセスも良好です。万が一異常があった場合、連携機関での精密検査や治療も可能です。
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