人間ドックと健康診断の違いや人間ドックを受けるべき理由について解説

「健康診断は毎年受けてるけど人間ドックも受けるべきなのかな」

「人間ドックと健康診断の違いは」

このようなお悩みはありませんか?

人間ドックと健康診断は、どちらも検査を受診して身体の異常を発見することから、同じようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、ほとんどの方は健康診断を受けたことがあると思いますが、人間ドックとの具体的な違いを知っている方は少ないかもしれません。

そこで本記事では、人間ドックと健康診断の違いについて解説します。また、健康診断に加えて人間ドックを受けるべき理由についても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

東京千住・尚視会健診プラザは、北千住駅から徒歩2分の距離にあり、胃と大腸に限らず、より広い範囲で病気を発見するための健診や人間ドックにも対応しています。

内視鏡検査では、経験豊富な内視鏡専門医による最新のシステムで検査を行うため、安心して検査にお越しください。

人間ドックと健康診断(一般健診)の違いとは?

人間ドックと健康診断はどちらも複数の項目で身体の状態を調べる検査ですが、内容や目的において実際には明確な違いがあります。

人間ドックと健康診断の違いについて詳しく解説します。

人間ドックとは?

人間ドックは、健康診断だけではわからない病気の早期発見・早期治療を目的としています。労働安全法で定められている健康診断に対し、人間ドックに法的な義務はなく受診する判断は、個人に委ねられています。

健康診断との大きな違いは「検査項目の多さ」になります。人間ドックでは、健康診断で行われる一般的な検査項目に加えて、内視鏡検査、超音波検査、肺機能検査、MRIやCTスキャンなどの画像診断、便潜血、血液検査(腫瘍マーカーなど)、さらには胃カメラ、大腸カメラといった項目で構成されています。

また、希望する場合はより詳細な検査をオプションとして追加することも可能です。医療施設によって女性特有の病気や脳に特化した検査など、さまざまなコースが用意されています。

健康診断の費用は多くの場合企業や自治体が負担しますが、人間ドックの費用は個人負担です。

女性特有の疾患を早期発見・治療するために、東京千住・尚視会健診プラザの人間ドックを

健康診断(一般健診)とは?

健康診断は、自分の健康状態を確認して病気の予防をすることを目的に行われる検査です。企業に勤められている方は、労働安全衛生法により、1年に1回以上定期健康診断への受診が義務付けられています。

職場で健康診断を受けることがない個人事業主、自営業者、専業主婦(主夫)の方でも、自治体で実施されている健康診断を任意で受けられます。

健康診断には複数の種類があり、企業で実施される通常の健康診断は「一般健康診断」と呼ばれる検査です。検査内容は、身体計測、血液検査、胸部X線、尿検査など基本的なものが中心で費用は無料または低額です。

このほか、生活習慣病の予防や早期発見を目的に40〜74歳の国民健康保険加入者が受けられる「特定健康診断(特定健診、メタボ検診)」や、特定の業務に従事している方が受ける健康診断、海外派遣労働者の方が受ける健康診断などがあります。

 

人間ドックと健康診断の比較表

人間ドックと健康診断の違いは下記のようになっています。

人間ドック

健康診断

特徴

全身を詳しく総合的に検査できる

身体の状態を大まかに検査できる

目的

健康診断のみでは見つかりにくい病気の予防や早期発見・早期治療

労働者の健康状態の把握、病気の予防

検査項目の数

多い(50項目以上)

オプション追加可能

少ない(10〜15項目)

所要時間

2〜5時間程度(検査項目により異なる)

1時間程度

費用(目安)

4〜10万円以上

1〜3万円程度

健康保険の適用

保険適用されず自己負担

組合と事業主で負担するため原則無料(場合によって一部負担)

検査結果の説明

医師から直接説明を受けられる、Webで確認できる、後日結果書類送付

後日結果書類を郵送されるのみ

医療機関

人間ドックを行っている医療機関から選ぶ

健康診断を行っている医療機関から選ぶ

企業によっては医療機関の指定あり

その他

豊富なオプション検査を追加できる

人間ドックの最大の魅力は、検査項目が多くさまざまな角度から総合的に身体の異常を調べられることです。また、検査後に医師から対面で結果説明を受けたり、改めて診察を受けられる点も人間ドックのメリットといえるでしょう。

 

人間ドックを受けることの重要性

病気はある程度進行しないと自覚症状が現れません。特に多くのがんは進行がん、末期がんになるまで自覚症状がないため、自覚症状が現れた段階では治療が極めて困難であるといわざるをえません。生活習慣病も自覚症状がないことが多く、気づかないうちに病気が進行していることもあります。

人間ドックで受けられる検査は、健康診断にはない項目が多く含まれています。さらに、オプションで個人の身体の状態に合わせた検査項目を追加することも可能です。そのため、健康診断で見つからなかった病気が人間ドックで発見されることも少なくありません。

また、どんな病気にかかりやすいのかというリスクチェックをすることもできるため、健康の維持や増進にも役立ちます。

人間ドックを受けるには費用がかかりますが、生活習慣病をはじめとする身体の異常を早期発見するためには大変有用です。一般的に仕事や生活環境に変化の起こりやすい30歳を過ぎたら1年に1回定期的に人間ドックを受診することをおすすめします。

 

「女性特有の病気」はレディースドックがおすすめ

女性特有の病気を早期発見するために、レディースドックを受診することがおすすめです。レディースドックとは、人間ドックの基本的な検査項目に加え、女性特有のがんを調べるための検査を組み合わせた女性向けのドックです。

女性特有のがんには乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんがありますが、主に乳がんと子宮頸がんを対象としたレディースドックのプランを設定している医療施設が多くみられます。

レディースドックの一番のメリットは、女性特有の疾患を含めた総合的な身体の異常を一度で調べられることです。乳がんや子宮頸がんなど、自覚症状がないまま進行する婦人科疾患は、発見が遅れてしまうとがん細胞の転移によって命までを脅かすことにもなりかねません。

子育てや仕事などで忙しい世代の女性こそ、全身の詳しい健康状態とあわせて女性特有の疾患をしっかりと調べられるレディースドックの受診をおすすめします。

当センターでは、下半身の露出に配慮したメディカルウェアを導入しております。メディカルウェアとは、婦人科の検査や診察を受ける患者さんのデリケートな部分を隠すことで、少しでも早く検査や診察を受け、病気の重症化を防ぐために作られています。

レディースドックは女性の超音波検査士が担当し、女性医師も在籍しております。また、女性専用スペースを用意しており、婦人科診察、乳がん検診、乳房エコー検査など、安心して検査を受診いただけるよう女性スタッフが親身に対応いたします。

レディースドックとは?検査内容や病院の選び方、費用まで紹介

 

人間ドックと健康診断で迷ったらどちらを受けるべき?

人間ドックと健康診断では、受けられる検査の項目数や内容が異なります。まずは年一回の健康診断を基本的に受けることも大切ですが、「健康診断だけでは不十分な可能性がある」ため、人間ドックも受診いただくことをおすすめします。

がん、脳卒中、心臓病の三代疾病、高血圧、糖尿病、高脂血症などは自分が気づかないうちに徐々に進行してしまいます。これらの病気を早期発見するには、自覚症状のないうちに人間ドックを受診することが非常に重要です。

また、女性の場合はレディースドックを活用することにより、疾患リスクの高い婦人科疾患を未然に予防することができます。

人間ドックは自己負担のため費用はかかりますが、病気の早期発見により万が一治療が必要となった場合でも、身体にかかる負担や経済的な負担を軽減することができます。

生活習慣病や心疾患、がん、脳血管疾患などの発症リスクが高くなるとされる40代からの受診でも問題はありませんが、体調の変化の有無や年代にかかわらず早めに人間ドックを受診して、自分の身体の健康状態をチェックしましょう。

 

人間ドックを受けるなら東京の東京千住・尚視会健診プラザへ

今回の記事では、人間ドックと健康診断の違いについて解説しました。

人間ドックの最大のメリットは、健康診断よりもさらに詳細な検査を行うため、健康診断では発見が難しい病気を見つけることができることです。

標準的な健康診断(法定健診)の検査は、10から多くても20項目程度です。対して、人間ドックの検査項目は50項目以上に及びます。また、健康診断にない人間ドックならではのメリットは、自分に最適な検査をオプションで追加できることです。

基本的に、仕事やライフステージの変化が起こりやすい30歳以上の方は、1年に1回定期的に人間ドックを受診することが望ましいといわれています。しかし、病気を早期発見するには、自覚症状のないうちに受診することが大切ですので年齢関係なく早めに人間ドックを受診しましょう。

人間ドックを受診される場合は、北千住駅から徒歩2分に位置する東京千住・尚視会クリニックへお越しください。消化管ドックでは、経験豊富な内視鏡医師が診療・検査を行うため、安心してご相談ください。

当センターは内視鏡検査に特化したクリニックで、グループにおける年間での内視鏡検査数がおよそ2万件にのぼります。内視鏡治療後(ポリープ切除後)の合併症に対して、関連の医療機関で24時間365日対応しておりますので、安心して検査を受けていただけます。

診察・検査は平日に加えて土曜日・日曜日も行っていますので、ご都合の良い日を選んでお越しください。

当センターの外来診療の予約は、WEBで24時間受け付けているため、来院から検査までの流れもスムーズに行うことが可能です。院内での待ち時間削減にもつながりますので、ぜひご予約の上、お越しください。

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電話番号 03-5284-8149

住所 東京都足立区千住3-72白亜ビル
4F健診プラザ 5F尚視会クリニック

診療時間
8:00~12:00
14:00~17:00

※受付時間は8:00~10:30、13:30~14:30になります。

アクセス

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尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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